へこたれながらも渡米して生活しています

アメリカ帯同中の人のブログ

アメリカの保険料がなぜ、値上げされるのか?

アメリカでの自動車保険の保険料はどんどん値上げされています。

 

アメリカはなぜ高いのか

 

理由は複合的ですが、

2つにわけてシンプルに考えると

 

①インフレ

②賠償請求が高すぎて 多すぎて 会社が儲かっていない

 

アメリカの保険料は年々上昇

 

アメリカの自動車保険料の平均支出額は

2008年 $790

2017年 $1004

 

となっています。

アメリカでは、車両保険をつけているのは74-78%のようです。

 

アメリカの保険会社は儲かる?

 

個人や会社が支払う保険料を集めて、

その中から 実際に事故・事件が起きたうちに支払うのが75%程度、

残りは23%程度が事業経費 (事業所のテナント代、システム代、従業員代、マージン代などなど)となっており、

(うち、手数料、ブローカー費用は9%)

会社の利益が数%、

という年度もあったようです。

アメリカの INSURANCE  FACTSのレポートを読みました)

 

それは厳しいですよね・・・。

アメリカ全体インフレなので、事業経費はどんどんうなぎ上りなわけです。

 

日本でも18-20代の自動車保険は、その年代だけでは保険料で回収できる額よりも支払額の方が多く、赤字なようですね。

 

アメリカの保険料 州により違う

 

アメリカでは州により、保険料が変わってきます。

 

 

自動車保険が高額なのは

1位 ルイジアナ

2位 ミシガン

3位 フロリダ

4位 ニュージャージー

5位 ニューヨーク

6位 ワシントンDC

 

自動車保険が安いのは

1位 ノースダコダ

2位 メイン

3位 アイオワ

4位 アイダホ

5位 サウスダコタ

6位 ノースカロライナ (州46位)

7位 ウイスコンシン

 

 

アメリカの保険料が高い州はどんな州?

 

経済が好調である、州の住民は

 

新車を買うことが多い →全米で車両保険をつけるのは75%程度であるが、

新車の場合は保険をつけることが多い

また

保険料が高い州は

・都市化が進んでいる

・賃金、物価水準が高い

・交通量が多い

 

といった傾向がある。